殺処分について


 

飼っている犬を捨てることは犯罪です。

 

■動物の愛護及び管理に関する法律第44条

愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。

2 愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行つた者は、50万円以下の罰金に処する。

3 愛護動物を遺棄した者は、50万円以下の罰金に処する。

4 前3項において「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。

一 牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる

二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥

 

■保健所に収容される主な理由

・しつけや無駄吠えなど、いうことをきかないから

・世話が面倒になったから

・大きくなったらかわいくなくなったから

・子犬が生まれたけど、もらい手がつかなかったから

・捨てられていたから

・路上をうろついていたから

・路上などで病気やケガなどで動けなくなっていたから

 

すべてが人間の責任放棄やわがままからです。これは飼い主だけの問題ではなく、その犬達に関わりをもった人間達、すなわち販売した者や繁殖した者への問題追求を行わなければ絶対になくなることのない問題です。

 

人間は時にわがままです。そのわがままから正確な状況判断ができなくなることもあります。いけないとわかっていながらも、その間違った選択に踏み切ることもあります。そしてその選択に踏み切った多くの人間達が後にこう言うのです。

 

「こういうことになるとは思わなかった・・・」と。

 

結局こういった人間達がいる限りこのような問題はなくならないと言ってしまえばそれまでです。でもそんなんではこの世の中成り立ちません。なので、心ある人達が訴えかけていくしかないのです。

 

■この問題を減らすには

・安易に売らない

-----社会化期の重要視、アフターサポートの強化など

・安易に飼わない

-----衝動買いをしない、購入先選びを慎重に行うなど。

・迷子にさせない

-----鑑札の装着やマイクロチップの利用など。

・もし迷子になったらすぐ探す

-----いなくなった場所を管轄する保健所や動物愛護センターへ問い合わせる。決してのんびり構えない。収容されていた場合でも、その収容期間はおよそ3~7日。それに間に合わなければ殺処分になってしまいます。そうならないためにも万が一に備えて、鑑札やマイクロチップを利用すること。

・無計画な繁殖はしない

 

以上がすべてではありませんが、最低限の目安にはなるはずです。ですが、結局は人間性というところにたどり着きます。いずれにしても決して忘れてはならないのは、「犬だって人間と同じ命ある生き物」だということです。