犬の体


 

犬の体はどうなっているのでしょうか?ここでほんの少しだけ知っておきましょう。

 

■呼吸

呼吸運動は呼気と吸気により、肺臓の中の空気を常に新しくしています。成犬の呼吸回数は大型犬で平均15回、小型犬で平均25回、幼犬で平均19回くらいで、年齢をとるに連れて回数が少なくなっていきます。犬は体の表面からほとんど汗をださないため、呼吸によって温度調整を行っていることから、この呼吸はとても重要な役割をもっています。

 

■循環器官

犬の循環器官は他の脊椎動物と同じく、血管系は小循環と大循環に分かれています。心臓は人間と同じように2つの心房と2つの心室を持っています。血管系の機能と心臓は、体に備わっている調整装置により微妙に釣り合いがとられていて、それに少しでも狂いが生じると病気として現れます。

 

■消化

犬の唾液にはデンプン分解酵素が含まれていないため、口内消化は食べ物を砕く作用でしかありません。食べ物は口内で砕かれた後、胃の中で胃液により分解作用が行われ、小腸で分解と吸収のほとんどが行われます。

 
■泌尿器官

腎臓からの排泄物は尿(犬の尿は酸性)です。犬の一日の尿の量は、個体差はありますがおよそ40ミリリットルから1000ミリリットルです。腎臓が正しく活動しているかは尿や血液検査によってわかります。

 

■生殖器官(オス)

睾丸の位置が異常であることは、犬には珍しいことではありません。多くの場合が遺伝です。このような欠陥をもった犬を繁殖に使用してはなりません。