犬の繁殖


 

犬の繁殖をする場合は計画的に繁殖し、生まれてくる子犬達の安全と責任を確保することが大切です。そのためにここでは繁殖に関する具体内容ではなく、繁殖する以前に知っておきたいこと記しています。

 

■法的規制

犬を1年の間に2頭以上販売譲渡するには、動物取扱業の登録及び動物取扱責任者の資格が必要となります。例えば一回の出産で子犬が5頭生まれた場合、前述の資格のない者は一頭しか販売譲渡することはできません。もし、これを無視して5頭全部の子犬を販売譲渡したとなると犯罪になりますのでお気をつけください。ちなみにきちんと罰則も用意されています。

 

■繁殖とは

犬の繁殖は元来、犬質を向上させる目的で行われる行為であり、決して営利目的で行うものではありません。交配相手の欠点や足りない部分を補うことを考えることが何よりも必要とされています。

 

■繁殖者とは

・動物取扱業の登録及び動物取扱責任者である

・犬種のスタンダードについて理解し把握している

・血統内容及び犬種のタイプ・性格を理解している

・遺伝性疾患について究明し、無計画な交配はしない

・生殖生理を十分に理解している

・出産後の子犬の管理を徹底している

・出産後の登録を速やかに行っている

・欠陥のある子犬を絶対に提供しない

 

中には上記の内容に反するモラル無きブリーダーも残念ながら存在します。しかし、これから時代が進むにつれ、法的規制も今以上に厳しくなって行きます。そのような中でいずれは犬の存在、そしてブリーダーの本当の価値が見出され重要視される時代が来ることでしょう。